ナイアシンの欠乏症は、中南米のトウモロコシを主食としている地方でよく見られます。
チェストツリーなどのサプリを飲んでいるという方なら、きっとこのような話はご存知でしょう。
これは、トウモロコシの中に含まれている主なタンパク質(ツェインという)にトリプトファンといわれる必須アミノ酸が殆ど含まれていないためです。
動物の種類で違いますが、このトリプトファンの一部は体の中でナイアシンになります。
人では平均して、60ミリグラムのトリプトファンから1ミリグラムのナイアシンができるといわれています。
中南米以外の他の地方でナイアシンの欠乏症が少ないのはトウモロコシ以外の穀物を主食にしているためです。
米や小麦もそれほどトリプトファンを多く含んでいるわけではないのですが、トウモロコシのように極端に少ないわけでもありません。
トウモロコシにはこのトリプトファンの利用を悪くする原因が他にもありますが、ここでは触れません。