多くの宝石は各々その特質をもっているとみられますが、しかも或る物は(例えば貴重な蛋白石のように)不運を来たすものとして有名なものもあります。
紫水晶のごときは、その名があらわしている通り・・・
古代ギリシャ人のあいだでは、同じ紫水晶が十二宮中での山羊の宮に相当するものであったが、山羊が葡萄の敵であるところからして、紫水晶は酒に対する仇敵となったわけです。
紫水晶を持っていれば酒の酔いを避けるまじないという意味ですね。
古代エジプト人は馬糞石を同様の護符とし、また山羊の毛色に似た斑文のある紫水晶をもっていると酒嫌いになると信じていました。
リイランドは、紫水晶はまた悪想を払い除けて、円熟した有利な才能を与えるものであると言っています。
號珀の珠は眼の弱いのを助けるため、諸民族によって携帯されていますが、その要領は視力をつよめるためにこれを透かして見ることです。
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