「私は、自分にもケチで、人にもケチだ、と言いましたが、それはお金がなかった時のことです。
お金を貯めるため、出口という出口のドアを全部しめて、使わないだけではお金はふえてくれない。
・・・お金を家にとじ込めておくより、外へ外へと追い立てるくらいでなければなりません。
自分にもケチ、人にもケチをしている間は、お金にも心にもゆとりがないですが、少しばかりお金に余裕ができてくれば、そういうことがだんだんわかってきます。
死んだお金を貯めるよりも生きたお金の使い方をする方がお金を大切にするやり方であることがわかってくるのです。
・・・しかし、こういうことは、若いうちは、やっぱりわかりません。
年をとっても、お金のない人にはわかりません。
少しお金に余裕ができて、お金なんていくら貯めてもきりがありません。
それより自分のためになっている人やふだん世話になっている人に喜ばれたい、という気持になると、お金の使い方に気をくばるようになります。」
・・・ではどういう金つかいが「活き金」で、どういう金つかいが「死に銭」なのでしょうか。